【社会課題】最終面接
本記事の趣旨
こんにちは。なっとです。
今回も前回の続き!前回の記事を見ていない人はチェックしてみてくださいね。
「「「前回の記事」」」
今回はストーリー形式ではなく、言いたいことを書くぴよ。
役員面接
無事に一次面接を突破し、最終面接(役員面接)を前にふと思ったことがあった。
「いい会社だな」
もちろん志望しているということはいい会社だから志望しているわけだが、私は様々な業界、企業を見てきて感じたことがある。それは、就職活動において見極めるべきは「求められているのは自分なのか」ということである。これはいったいどういうことか。私は、ある人工知能に関する研究をしているわけなんだが、現代社会において人工知能のニーズは極めて高いといってもいい。しかしここが問題である。就職活動において大事なことは「研究内容」なのであろうか。自分はそうではないと思う。よく、「情報系の学生が欲しい」という言葉を聞くが、私はあまり言い方として好きではない。というのは、「情報系の学生が欲しい」だけであって「私」という存在はどうでもいいのだ。すなわち、情報系の学生でそこそこ出来る学生であれば誰でもいいということである。
会社というものは心底うんざりする。現代社会におけるいくつかの会社は度々、「人が会社をつくり発展する」のではなく、「人が会社の中で働く」という考え方なのである。私は、数多くのインターンシップに参加してきた。私以上に参加した人を聞いたことがない。それほど参加してきた。インターンシップでも、「自分たちの会社はこんなことをしてきてこんなにもすごいんだと」語る企業がある。何も間違ったことは言っていない。しかし、それでいいのだろうか。就職活動をしている学生に求めることは、「会社の中で適応できるかどうか」なのだろうか。私は、その考え方は違うと思う。人が会社をつくり、発展させ、様々なことに挑戦できる環境にしていくのだ。会社がそうするわけではない。再度言うが、「会社の中で適応できるかどうか」という考え方はずれていると思う。この記事を見た人は私が言ったことを綺麗事だというかもしれない。しかし、その考え方がなくなってしまった暁には、会社という組織の呪縛に取らわれ、仕事がいやになり、「やめたい」と思う人は0にはならないだろう。実際、大企業ではなく、ベンチャー企業が人気を見せているのはこれが要因の一つになっていると思う。
長くなってしまったが、ストーリー形式ではなくこのようにしたのは当初から最後はこのようにまとめようと決めていた。結果だけいうのは簡単である。私は、無事面接を通過し、内々定を勝ち取った。しかし、重要なところはここではない。重要なのは、インターンシップや採用を通じて自分が本当に必要とされているのか、自分でなくてはならない理由はなんなのかそれをしっかり理解できる企業を選択するべきだということである。
今回話した内容は、大学のキャリアセンターでは教えてくれない。
経験し、就職活動をいう人生の分岐点から実情を見極めたからこそわかることである。
今回の就職活動から経験したように、就職活動に限らず物事の本質を見極めることでの新しい発見が今後もたくさんあるだろう。私は、それが楽しみだ。
FIN